採択された9件のうち、4件は昨年度からの助成継続団体です。
　平成21年度ティーンエージャー支援事業モニタリング委員会が各助成団体の活動をモニタリングしたときに出された評価や、平成22年度の選考委員会から寄せられた意見をまとめ、4団体にフィードバックしました。本事業が最終年度となることをうけ、各団体が持続可能な活動にむけて、多角的に組織や事業構築し、発展していくことが求められています。
　残り5件は、平成22年度からの新規助成団体です。
　HIV/AIDS予防啓発事業をメインに取り組んできた団体に加え、セクシュアリティ、女性、暴力防止などHIV/AIDSの周辺課題に取り組んできた団体からも、新たにHIV/AIDS予防啓発をテーマにした活動も取り入れたいということで、応募が寄せられました。若者向けHIV/AIDS予防に取り組む団体数が増え、それぞれの特徴をいかしたHIV/AIDS予防へのアプローチ方法が確立されることが期待されます。
　助成団体の活動地域に、新たに秋田、新潟が加わり、若者対象のHIV/AIDS予防啓発活動が、全国的な広がりを持つことが期待されます。
　財団として、これらの団体と他の活動団体とのネットワークの促進を目指し、各地域での活動の発展を支援していきたいと思います。
 
※助成団体や活動内容に関する詳細は、後日アップする予定です。